2026年版・5-3

基礎-3 ネットワークとインターネットの基本の一問一答

ITパスポート「最初に覚える土台知識」から、基礎-3 ネットワークとインターネットの基本に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-3

本社と支社のように地理的に離れた拠点のネットワーク同士を、通信事業者の回線を利用して結んだ広い範囲のネットワークを何と呼ぶか?

  • ①WAN(広域ネットワーク)
  • ②VPN(暗号化した通信路)
  • ③LAN(構内ネットワーク)
  • ④ISP(接続サービス事業者)
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正解 ①WAN(広域ネットワーク)
解説
WAN(Wide Area Network)は、離れた場所にあるLAN同士を結び、全体を1つのネットワークとして使えるようにしたものです。

本社と支社の間のように長い距離を自社で配線することはできないため、通信事業者が敷設した回線を借りて構成します。ここが、自分たちの敷地内に機器と配線を用意して作るLANとの決定的な違いです。つまりLANとWANは通信技術の種類による区分ではなく、ネットワークが及ぶ「範囲」による区分だと理解しておくと、他の用語との切り分けで迷わなくなります。
他の選択肢について

・LAN:一つの建物や敷地など、限られた範囲に構築するネットワークで、WANが結ぶ対象の側にあたります。
・VPN:共用の回線上に暗号化した通信路を作り、専用線のように安全に使う技術であり、範囲を表す区分ではありません。
・ISP:利用者をインターネットへ接続するサービスを提供する事業者を指す言葉で、ネットワークそのものの名称ではありません。
問25-3

ネットワークで使われるIPアドレスの役割はどれか?

  • ①Webページの場所を表す文字列の住所表記
  • ②ネットワーク上で機器を識別するための番号
  • ③機器の製造時に固定で割り当てられる番号
  • ④通信内容を暗号化するために使う秘密の鍵
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正解 ②ネットワーク上で機器を識別するための番号
解説
IPアドレスは、ネットワークに接続された機器を識別するために割り当てられる番号で、通信における住所にあたります。送るデータにはあて先と送信元のIPアドレスが付けられ、これをもとに経路が選ばれて相手へ届きます。

現在広く使われているIPv4では32ビットの番号を8ビットずつ区切り、「192.168.1.1」のように表記します。組み合わせが足りなくなってきたため、128ビットへ拡張したIPv6への移行も進んでいます。IPアドレスは接続する場所や設定によって変わり得る点が、機器そのものに製造時から付いているMACアドレスとの大きな違いです。
他の選択肢について

・製造時に固定で割り当てられる番号:これはネットワーク機器に付けられるMACアドレスの説明です。
・暗号化に使う秘密の鍵:暗号鍵は通信内容を守るためのもので、あて先を示す役割は持ちません。
・Webページの場所を表す文字列:これはURLの説明で、URL内のドメイン名がIPアドレスへ変換されて通信が行われます。
問35-3

ネットワーク上で、他のコンピュータからの要求を受け取り、サービスやデータを提供する側のコンピュータを何と呼ぶか?

  • ①クライアント
  • ②ルータ
  • ③サーバ
  • ④リピータ
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正解 ③サーバ
解説
ネットワークでサービスを提供する側をサーバ、提供を受ける側をクライアントと呼び、この役割分担で成り立つ仕組みをクライアントサーバシステムといいます。

サーバは提供する内容によって呼び分けられます。Webページを送り出すWebサーバ、メールを預かるメールサーバ、ドメイン名をIPアドレスへ変換するDNSサーバ、データを保管するファイルサーバなどです。なお「サーバ」は特別な機械の名前ではなく役割を表す言葉なので、同じ1台の機器が、別の場面ではクライアントとして振る舞うこともあります。
他の選択肢について

・クライアント:サーバへ要求を出してサービスを受け取る側であり、提供する側ではありません。
・ルータ:異なるネットワーク同士を接続し、データの経路を選んで転送する通信機器です。
・リピータ:伝送中に弱まった信号を増幅して中継し、通信できる距離を延ばす機器です。
問45-3

Webブラウザのアドレス欄に入力する「https://www.example.co.jp/」のような文字列で、インターネット上にある情報の所在を示すものを何と呼ぶか?

  • ①IPアドレス(機器の識別番号)
  • ②MACアドレス(機器の固有番号)
  • ③ポート番号(通信窓口の番号)
  • ④URL(所在を示す文字列)
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正解 ④URL(所在を示す文字列)
解説
URLは、インターネット上のどこに目的の情報があるかを表す文字列です。「https://www.example.co.jp/」であれば、先頭の「https」が通信に使う方式(スキーム)、「www.example.co.jp」が情報を置いているサーバのドメイン名、その後ろがサーバ内での位置を示すパスにあたります。

ブラウザはこのURLを分解し、ドメイン名をDNSでIPアドレスへ変換したうえで、指定された方式でサーバへ要求を送ります。なお「https」は通信内容が暗号化される方式です。パスワードやクレジットカード番号を入力する画面では、この表示になっているかを確かめることが基本の自衛策になります。
他の選択肢について

・IPアドレス:機器を識別する番号であり、URL内のドメイン名がこれに変換されて通信が行われます。
・MACアドレス:ネットワーク機器そのものに割り当てられた固有の番号で、情報の所在を表すものではありません。
・ポート番号:同じ機器の中でどのサービスあての通信かを区別する番号で、単独で所在を示すものではありません。
問55-3

ネットワークにおける「プロトコル」の説明として、最も適切なものはどれか?

  • ①通信のために定めた共通の約束事
  • ②接続した機器を識別する番号の体系
  • ③回線を流れるデータ量の上限の値
  • ④送るデータを小さく分けた単位
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正解 ①通信のために定めた共通の約束事
解説
プロトコルとは、データをどのような形式で、どういう手順でやり取りするかを定めた通信上の取り決めのことです。

製造元も設計も違う機器が世界中でつながれるのは、互いに同じ約束事に従っているからです。インターネットはTCP/IPと呼ばれるプロトコル群の上に成り立っており、その中でもWebの閲覧にはHTTPやHTTPS、メールの送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4、ファイル転送にはFTPというように、用途ごとに使うプロトコルが決まっています。まずこの「用途とプロトコルの対応」を押さえるのが学習の近道です。
他の選択肢について

・回線を流れるデータ量の上限の値:これは通信速度や帯域幅の説明で、取り決めそのものではありません。
・接続した機器を識別する番号の体系:IPアドレスなどのアドレス体系の説明であり、手順を定めた約束事とは異なります。
・送るデータを小さく分けた単位:これはパケットの説明です。そのパケットの形式を決めているのがプロトコルという関係になります。
問65-3

Webページを表示して閲覧するために、利用者のPCやスマートフォンの側で動かすソフトウェアを何と呼ぶか?

  • ①テキストエディタ
  • ②Webブラウザ
  • ③Webサーバ
  • ④検索エンジン
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正解 ②Webブラウザ
解説
Webブラウザは、指定されたURLをもとにWebサーバへ要求を送り、返ってきたHTMLや画像、体裁を指定する情報を解釈して、人が読める形に画面へ描き出すソフトウェアです。

このように利用者の手元で動き、サーバへ要求を出す側のソフトをクライアントソフトと呼びます。ブラウザとサーバの間のやり取りはHTTPやHTTPSというプロトコルで行われ、ページを見るたびに「要求を送る、返事を受け取る」を繰り返しています。近年はブラウザ上で表計算や会議まで行えるようになり、応用ソフトの入口としての役割が大きくなっています。
他の選択肢について

・Webサーバ:要求を受けてWebページのデータを送り出す側のソフトウェアやコンピュータで、閲覧する側ではありません。
・検索エンジン:キーワードから目的のページを探し出すサービスであり、ブラウザ上で利用するものです。
・テキストエディタ:文字だけの文書を作成・編集するソフトウェアで、Webページを描画する機能は持ちません。
問75-3

複数の相手に同じ電子メールを送るとき、そこに含まれる他の受信者にアドレスを知られないようにするために使う宛先欄はどれか?

  • ①Cc
  • ②To
  • ③Bcc
  • ④Reply-To
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正解 ③Bcc
解説
Bcc(ブラインドカーボンコピー)に指定したアドレスは、他の受信者が受け取ったメールには表示されません。

互いに面識のない多数の相手へ一斉に連絡するときにToやCcを使うと、受信者全員のメールアドレスが他人に見えてしまいます。メールアドレスは特定の個人を識別できる場合があり、これは個人情報の漏えい事故として実際に数多く報告されています。そこでBccに入れて送るのが基本の対策です。CcとBccを取り違える操作ミスも起こりやすいため、宛先が多い連絡は送信前に指定欄をもう一度確かめる習慣をつけましょう。
他の選択肢について

・Cc:参考として同じ内容を送る宛先で、指定したアドレスは他の受信者にも表示されます。
・To:その用件の主たるあて先を指定する欄で、こちらも他の受信者に表示されます。
・Reply-To:受信者が返信するときのあて先を、送信元とは別に指定するための項目です。
問85-3

個人や企業を回線を通じてインターネットへ接続するサービスを提供している事業者を何と呼ぶか?

  • ①CA(電子証明書の発行機関)
  • ②IX(事業者間の相互接続点)
  • ③CDN(コンテンツの配信網)
  • ④ISP(接続の事業者)
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正解 ④ISP(接続の事業者)
解説
ISP(インターネットサービスプロバイダ)は、利用者の回線をインターネットへつなぐサービスを提供する事業者です。

具体的には、接続の受け口となる設備を用意し、利用者の機器へIPアドレスを割り当て、あわせてメールアドレスの提供や迷惑メール対策などのサービスも行います。家庭でインターネットを使うには、回線そのものを敷設する事業者との契約に加えて、このISPとの契約が必要になるのが一般的です。両方をまとめて申し込める形の契約もありますが、担っている役割は別のものだと理解しておきましょう。
他の選択肢について

・CA:通信相手が本物であることを証明する電子証明書を発行する認証局で、接続サービスの提供者ではありません。
・IX:ISP同士を相互に接続してデータをやり取りするための拠点で、一般の利用者が直接契約する相手ではありません。
・CDN:Webの画像や動画を各地のサーバへ分散配置し、利用者へ効率よく届ける仕組みです。
問95-3

ネットワークでデータを送るとき、送信するデータを一定の大きさに分割し、あて先の情報を付けたひとまとまりを何と呼ぶか?

  • ①パケット
  • ②ポート
  • ③プロトコル
  • ④セッション
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正解 ①パケット
解説
大きなデータをひとかたまりのまま送ると、途中で誤りが起きたときにやり直す量が大きくなり、その間ずっと回線を占有してしまいます。そこでデータを一定の大きさに分割し、あて先や送信元、順番といった制御情報を付けたまとまりにして送ります。このまとまりがパケットです。

この方式をパケット交換方式といい、多くの利用者が1本の回線を効率よく分け合えるという利点があります。分割されたパケットはそれぞれ別の経路を通ることもありますが、付けられた順番の情報をもとに、受信側で元のデータへ組み立て直されます。
他の選択肢について

・プロトコル:通信の手順や形式を定めた取り決めであり、送られるデータのまとまりそのものではありません。
・ポート:同じ機器の中で、どのサービスあての通信かを区別するための番号です。
・セッション:通信を開始してから終了するまでの一連のやり取りの区切りを指す言葉です。
問105-3

電子メールを受信する際に、メールサーバに届いているメールを自分の端末へ取り出すために使われるプロトコルはどれか?

  • ①DNS(名前解決の仕組み)
  • ②POP3(受信に使う手順)
  • ③SMTP(送信に使う手順)
  • ④FTP(ファイル転送の手順)
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正解 ②POP3(受信に使う手順)
解説
電子メールは、送るときと受け取るときで使うプロトコルが分かれています。受信側で、メールサーバに届いているメールを自分の端末へ取り出すときに使われるのがPOP3です。

POP3はメールを端末へ取り込んでから読む方式なので、取り込んだ後はその端末で読むことになります。これに対しIMAP4は、メールをサーバ上に置いたまま操作する方式で、PCとスマートフォンのように複数の端末から同じ状態で読みたい場合に向いています。送信はSMTPが担うため、「送るのはSMTP、受け取るのはPOP3かIMAP4」と対にして覚えるのが確実です。
他の選択肢について

・SMTP:メールを送信したり、サーバ間で転送したりするときに使うプロトコルで、受信用ではありません。
・FTP:サーバとの間でファイルを転送するためのプロトコルで、メールの受信には使いません。
・DNS:ドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みで、メールを取り出す手順そのものではありません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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